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副院長ブログ

小学生の歯並びの治療について① ~前歯のでこぼこ~

前回、小学校入学前のこども(未就学児)の歯並びや矯正治療についてまとめました。

(詳細はこちら)

今回は、小学生の歯並びの治療についてお話ししたいと思います。

また、当院のこどもの歯並びの治療例も紹介していますのでこちらもご覧ください。

 

もくじ

1.永久歯(大人の歯)が生えてくる時期と本数

2.どのような歯並びのとき治療した方が良いか

 ・前歯のでこぼこ

 ・開咬(オープンバイト)

 ・受け口(下顎前突)

 ・出っ歯(上顎前突)

 ・交叉咬合(クロスバイト)

 

 

1.永久歯(大人の歯)が生えてくる時期と本数

一般的に、最初の永久歯(大人の歯)が生えてくるのは6歳前後です。①下の前歯が乳歯(こどもの歯)から永久歯に生え代わる場合や、②前から6番目に、生え代わりではなく新しく奥歯(第一大臼歯)が生えてくる場合があります。

 

下の真ん中の前歯が2本生えて半年から1年前後経つと、その横の歯が生え代わり、上の前歯も生え代わります。

 

その後、前から3番目から5番目の歯が順次生え変わり、だいたい11歳ごろ、全ての乳歯が永久歯に生え代わります。

さらに、12歳から13歳頃に、12歳臼歯(第二大臼歯)と呼ばれる前から7番目の歯が生えてきます。

こうして合計28本の永久歯が生えそろいます。

親知らずは前から8番目の歯(第三大臼歯)で、元からない人もいますし、4本ある人もいます。生えてくる時期は20歳前後ですが、生えるスペースがない場合は歯ぐきの中に埋まったままになる場合や、歯の一部分だけ出てくる場合などがあります。

 

2.どのような歯並びのとき治療した方が良いか

この時期に歯並びの治療を行う目的は、未就学児の際と同様に、健全な永久歯列(大人の歯の歯並び)の誘導や、アゴの骨や筋肉の正常な発育を促すことにあります。

 

それでは、どのような歯並びや、咬み合わせのときに、この時期から治療をした方が良いのでしょうか。

代表的なものとして、以下の不正咬合(悪い咬み合わせ)が挙げられます。

(詳細はこちらをご覧ください)

 

①前歯のでこぼこ、ねじれ

②前歯が咬みあわない(オープンバイト)

③受け口(下顎前突)

④出っ歯(上顎前突)

⑤交叉咬合(クロスバイト)

 

今回は、①前歯のでこぼこ、ねじれについてお話ししたいと思います。

 

①前歯のでこぼこ、ねじれ

当院で小学生の歯並びのご相談で最も多いのは、『前歯の歯並びが心配』、『変なふうに前歯が生えてきた』といった上下の前歯の歯並びに関するものです。

 

前歯のでこぼこは、アゴの骨の幅と歯のサイズのバランスが取れていない際に生じることが多く、前歯が4本大人の歯に生え代わった時に、前から2番目の歯がキレイに並ぶスペースがなく、内側に位置することが多いです。

このような場合、矯正治療によってアゴの骨の成長を促進させることや、奥歯が舌の方に向かって倒れている場合などでは、奥歯を起こしてあげることで、歯が生えるスペースができます。

 

 

前歯のねじれは歯が並ぶスペースが十分あれば、ワイヤー矯正治療などで改善することができます。スペースが不十分な場合は、でこぼこのときと同じようにスペース作りが必要になります。

こちらの症例紹介もご参照ください。

 

当院では、お子様のお口の中の状態や骨格、筋肉の状態、性格などに合わせて固定式装置や取り外し式装置などの中から適切な装置を選択し、治療を行っています。

当院での治療開始時期は、上下の前歯4本(合計8本)が大人の歯になった頃が多いです。

 

治療の開始時期が早すぎると治療期間が延びてしまい、遅いと難易度が上がってしまうため、一人ひとりの状態によって適切な時期を判断しています。

 

 

次回以降、残りの②~⑤についてお話していきたいと思います。

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