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こどもの矯正治療(3歳~12歳)
【9歳・こどもの歯科治療】犬歯のスペース不足を改善した症例

Before

After
症例情報
主訴 | 左上が八重歯になりそう |
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診断名 | 上顎側方歯群萌出余地不足 |
年齢・性別 | 9歳・男児 |
治療期間・回数 | 3年0カ月・29回(治療相談、治療前の検査なども含めて) |
治療方法 | ワイヤー矯正治療 固定式矯正装置(リンガルアーチ) |
費用 | 510,600円(検査料、基本費用、調整料の総額。税込) |
デメリット・注意点 | ワイヤー矯正治療および固定式矯正装置による矯正治療は、口腔清掃のしにくさや、ブラケットやワイヤーによる審美性の障害、治療期間中の装置の脱離などの注意点があります。 当院では、治療時に毎回口腔清掃や口腔清掃指導、適宜フッ化物塗布などを行うことや、可及的にセラミックブラケット(透明なブラケット)の使用することで、審美性への配慮をしています。また、器具の脱離時の早急な対応(急患対応)などにより、これらの問題点の解決に努めています。 |
治療開始前の状態です。
右上、左上の犬歯の萌出するスペースが不足しています。
このままの状態で様子を見ていると、犬歯が頬側にはえてきて、いわゆる『八重歯』の状態になることが予想されます。
そこで、ワイヤーと固定式装置によって、犬歯の萌出スペースを作りました。
また、写真には出ていませんが、上あごの奥歯を後方に移動させることで、出っ歯にならないように前歯を並べました。