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顎(アゴ)が痛い、口が開かない、口を開けるとき音がする ~顎関節症に関する最近の院長、副院長の活動について~

顎関節症について

顎関節症は、日本での推定患者数は1900万人とも言われており、また生涯において60~70%の人が一度は経験するともいわれていて、慢性腰痛に次いで多い筋肉や骨の病気と言われています。

顎関節症の3大症状は、

  1. 『顎(アゴ)が痛い』
  2. 『口が開かない』
  3. 『口を開けるときに音がする』  です。

また、まれに『かみ合わせが変わった、前歯や奥歯が咬みにくい』、『口が閉じにくい』などの3大症状以外の症状がある場合もあります。

治療の目的は、これらの症状を日常生活で支障がない範囲に改善させることです。

当院では院長、副院長が日本顎関節学会認定、歯科顎関節症専門医として専門的な治療を行っています。

基本的には治りやすい疾患と言われていますが、痛みが数カ月以上続くと治りにくくなることが分かっており、きちんと治療を受けることが必要と考えられています。

当院で行っている顎関節症治療についてはこちら

 

最近の院長、副院長の顎関節症に関する活動

最近の院長、副院長の顎関節症に関する活動を報告します。

院長:北海道大学での講義

院長が客員臨床教授を務める北海道大学で、歯科研修医に対して講義を行いました。

歯科医院に来院する歯や、口腔、顔面などに痛みをもった患者様に対して、適切な対応をするために、歯科医師は痛みに関する医学的専門知識が必要です。

研修医の皆さんは非常に熱心に講義を聴いていました。

     

副院長:執筆記事の雑誌掲載

副院長の顎関節症に関する記事が、歯科医師、歯科衛生士などの歯科医療従事者向けの雑誌(歯界展望)に掲載されました。

  

※ 雑誌社の許可を得て掲載

この記事では、顎関節症の治療を歯科医師・歯科衛生士がチームアプローチで行うことで、より質の高い治療を患者様に提供できることを解説しています。

論文においても、顎関節症の治療に歯科衛生士が関わることで治療効果が高まることが報告されており、近年では歯科衛生士がより積極的に顎関節症の治療に参加するべきであるという声が高まってきています。

 

副院長:顎関節症に関する講演会での発表

副院長が、歯科衛生士向けの顎関節症治療に関する講演会を行いました。この講演会は、むし歯や歯周病などの治療で歯科医院に来院する患者様に、隠れたアゴの不具合が存在しているときに、歯科衛生士がどのようにしてアゴの不具合を発見して、対応するべきなのかについて歯科衛生士、歯科医師、その他の関連職種(理学療法士など)向けに行ったものです。全国から多くの熱心な医療従事者の方々に参加していただきました。

 

今後の活動:副院長の連載が雑誌掲載予定、学会シンポジストとして講演予定。

副院長の顎関節症に関する掲載記事が歯科衛生士向けの雑誌に掲載予定です。

また、2025年7月に東京で行われる第38回日本顎関節学会学術大会で、副院長が歯科衛生士と行う顎関節症についてシンポジストとして講演予定です。

 

 

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